きょうはなんだか心地良い陽気。
ずっとこんな陽気ならいいのに。
昨日はお休みだったので、家の掃除をしているとチャイムが鳴った。
ドアフォンに出てみると同じ町内のおばあさんで集金だという。
お財布を持って向かってみると赤十字の募金とのこと。
封筒を手渡され、裏に名前と住所を書いて1口200円で
何口でもどうぞと言われた。
凄く当たり前の顔して。
あまりにも当然でしょというお顔でお話されるので、
「自分は赤十字の募金はお断りしているので」
とお断り申し上げると、
「えっ!!」
と返答された。
しばし呆然としていらっしゃるご様子。
町内のことに使うお金だったらいくらでも払うし、むしろおばあさんが
おこづかいちょうだいっていうならおこづかい差し上げる。
今回の募金だって別に寄付したってかまわない。
だけどあまりにも当たり前の顔してやってこられるとそれは違うんじゃないかい
と思ってしまう。
『善意の押し売り』はワタクシの中で3本の指に入るくらい嫌いなものなのだ。
そんなこと気にしなくてもとも自分でも思う。
でも赤十字の理念はそうじゃないだろと思ってしまうだよな~。
昨日いらしたおばあさんに罪はない。
でもワタクシは今回は寄付しなかった。
赤十字が嫌いなわけではない。
彼らのおかげで多くの人々が助けられたことだろう。
こんなことで色々考えてしまう自分に対して自己嫌悪に陥るけれども
そうやって今までやってきてしまったので仕方なしね。
Tempoでも今回の震災では募金箱をおいて皆様に協力を求めた。
ただ我々から募金に協力をとは一度も言ったりはしなかった。
募金してくださった方もそうでない方もみんな色んなことを考えている
に違いない。
他で募金している方も沢山いらっしゃるでしょう。
こういうのは人それぞれ。
善意とはそういうものだと思う。
もっと言えば「人生 いろいろ 男もいろいろ♪」っちゅうことで
一つ宜しくお願いしたいところであります。