今朝は涼しかったので、久しぶりにBooとのんびり散歩しようと7時頃
航空公園に向かった。
最近の暑さではゆっくり散歩することもままならなかったので、
Boo太郎の歩みも快調であった。
1時間近く散歩して帰路につく途中で、航空公園のスタッフの
おじさんに呼び止められた。
どうやらお子さんの家に遊びに来ていたとあるおじいさんが帰り道が分からず
困っているという。
なので手助けしてあげてもらえないかと。
困っている方を放っておく訳にはいかないので、おじいさんにお声をかけてみると
5時から歩いているのだけど、一向に帰り道が分からないということであった。
話しぶりはしっかりされてはいるが、少々お疲れの様子。
色々お話を聞きながら歩いてみたのだけど、どうやら安松・旭町を越えて
1時間以上も歩いて航空公園までやってきたということで、方向さえわかれば
自力で帰れると言うも埒が明かない。
仕方が無いので、所沢駅の交番まで一緒に行きましょうとのんびりと
Booを引き連れて駅まで向かった。
交番で警察官がいたので事情を説明していると話の途中で「はいはい」と
話を切り、何処から来たのか、電話はどうだとか、ワタクシが聞いたことと
同じことを聞き出し始めた。
おじいさんはお困りの様子でワタクシを見る。
それでも一向にワタクシの話をボケ警官達は聞こうとしないので
イラッとしておじいさんに別れを告げ、Booと家に帰ってきた。
その途中なんともいえない『怒り』が自分の中に芽生えた。
まずあの警官は、いやボケナスはワタクシの話も聞くべきなのでは。
一人しかいないのならまだ分かるが、3人がかりでおじいさんを囲むのに
一体何の意味があるのだろうか。
ワタクシも義理を押し付ける気はないが、少なからずそのおじいさんを
心配して交番まで行ったのだから、しっかりとワタクシの連絡先を聞いて
無事家族と再会できたのならそれを報告すべきなのではと。
ワタクシがそのとき思ったことは変なことだろうか。
ご苦労さまの一言も言えないボケナス共に預けてしまって大丈夫だったので
あろうかと。
あんまりに腹が立ってきたので、家に着くと所沢警察に電話してこの出来事を
お話ししてそちらの対応はこれが普通なのか尋ねてみた。
するとワタクシがお怒りになるのは当然だ、交番の対応が100%お粗末で
申し訳ないと地域課長・代理なる人物が謝ってきた。
だけど別に誤ってもらいたいわけではないのだ。
ただただあんまりにも『義理・人情』のない対応でその事に言い表すことの
できないくらいの『怒り』を感じたのだ。
交番に立つ警察官がこんな事も分からないでどうするのだ。
あまりにも程度が低すぎて悲しくなる。
地域課長・代理なる人物が二度とこのような対応はしないよう重々注意すると
いうことだったので、何卒宜しくお願いしますとお話しした。
最近宮本輝の『流転の海』を再度読み返しているところなのであるが、
主人公の熊吾もしょっちゅう警察に怒りを吠えているのだけど、
まさにっちゅう感じで今朝無駄に怒ってしまった。
このカロリー返せ、ボケナス野郎!!!!
その後無事におじいさんはご家族が迎えに来たそうで、何よりも
それが一番良かった。
この報告もなければ一日中気をもんでいただろう。
そして誰よりも頑張ったのはBoo太郎。
結局家に帰ったのは9時前。
1時間半以上も歩き回されて只今お店で就寝中。
そりゃキミが一番頑張った!!
我が相棒ながらあっぱれ。
長生きしろよ。
ちなみに今日のお話はオブラートに包んでいる部分が多数ございますので
興味をお持ちの方は後日お店にて・・・